リハビリテーション・ケア合同研究大会で研究発表を行いました
10/3(水)、4(木)に米子市でリハビリテーション・ケア合同研究大会が開催され、
当院から3例の研究発表をおこないました。
本大会は全国の医療機関から全職種が参加する大きな大会でした。
発表演題
○リハビリテーション科 理学療法士 板垣陽介
「足こぎ車椅子のリハビリ効果について」
・足こぎ車椅子を使用した訓練のデータを統計でまとめてリハビリ効果について研究しました。会場からの質問では、ADLに活かせるのか、認知面の感覚刺激についてデータはあるのか、など活発な質問があり、興味をもっていただける研究になったと思います。
○医療相談部 畦地なつき
「鹿島病院における回復期病棟の現状と課題~専門職チームの一員として期待されるMSWとなるために」
・今後の退院支援のあり方を考えるため、データを基に当院回復期リハ病棟の現状を確認するとともに、MSWの動きについて振り返りを行いました。会場からは入院基本料の算定や多職種連携について質問をいただきました。病院に勤務する福祉専門職として、患者さんやご家族に寄り添い支援していけるよう今後も精進していきたいと思います。
○看護部 3階回復期リハビリ病棟 小村和美
「回リハ病棟における高齢者の排便日誌活用による効果~身体機能・認知機能の改善に着目して~」
・2017年より病棟でブリストルスケールを導入し、排便習慣指導の取り組みを行い、今回は高齢者にスポットを当て、身体・認知機能の改善状態をまとめました。研究の中で認知機能の改善度を明確に表示することの難しさを感じ、今後も模索しながら研究を継続したいと思います。
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